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天使の蝶 (光文社古典新訳文庫)

天使の蝶 (光文社古典新訳文庫)

プリーモ レーヴィ

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1件のレビュー

この本について

「先史時代の鳥類」のような奇怪な骨を見つけたのは、廃墟と化した大戦後のベルリンのアパートの一室...。表題作「天使の蝶」には、化学者でもあったプリーモ・レーヴィの世界観が凝縮されている。人間の夢と悪夢が交錯する、本邦初訳を多数収録した傑作短編集。化学、マシン、そして人間の神秘をつづった珠玉の15編。

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レビュー

miyan
miyan
2015年12月読了
著者はかの壮絶な強制収容を生き抜きました。

一応SFというジャンルですが
そのかげには明らかにかの出来事を思い起こさせるような
作品も出てきます。
表題作がその色が強いように思えます。

そして、他の作品も
いつかやってきそうな恐ろしい未来を彷彿とさせます。
どうかならないでほしいものです。

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