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カラマーゾフの兄弟 4 (光文社古典新訳文庫)

カラマーゾフの兄弟 4 (光文社古典新訳文庫)

ドストエフスキー

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19人が登録
1件のレビュー

この本について

11月初め。フョードル殺害犯として逮捕されたミーチャのまわりで、さまざまな人々が動きだす。アリョーシャと少年たちは病気の友だちを見舞い、イワンはスメルジャコフと会って事件の「真相」を究明しようとする。そして裁判で下された驚愕の判決。ロシアの民衆の真意とは何か。

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レビュー

miyan
miyan
2014年8月読了
一番のページ数の多さで圧巻でした。
読み終わった後に疲れてノックダウンしたことですので、
その内容の密さはうかがい知れることでしょう。

それぞれの兄弟の視点が出てきます。
二人はメインかな。
そう、イワン自身に降りかかる
大審問官さながらの光景が
印象的でした。

人が壊れる、というのは
こんな感じなのでしょうか…

そしてあの「結果」ですが、
これは今でもあると思います。
ただし、結果、ではなくて
世間が抱くイメージというのが。
それだけ、冤罪というのが容易に払拭されないものなのですよね。
特に、悪しき行いばかりした人には。

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