メニュー
ヴェネツィアに死す (光文社古典新訳文庫)

ヴェネツィアに死す (光文社古典新訳文庫)

トーマス マン

5
3人が登録
1件のレビュー

この本について

高名な老作家グスタフ・アッシェンバッハは、ミュンヘンからヴェネツィアへと旅立つ。美しくも豪壮なリド島のホテルに滞在するうち、ポーランド人の家族に出会ったアッシェンバッハは、一家の美しい少年タッジオにつよく惹かれていく。おりしも当地にはコレラの嵐が吹き荒れて...。

みんなの評価

5
5
1件
4
0件
3
0件
2
0件
1
0件

レビュー

miyan
miyan
2014年7月読了
夢の中を、ずっと歩いているような如く…

一人の汎用化しつつある作家が
ひとつのダイヤモンドのような少年と出会い、
心狂うまで。

輝きとともに、ヴェネツィアには
悪魔の影が忍び寄ります。
そう、流行病という悪魔が…

どこかで一種の勘が働いたのでしょうか。
最後のほうでは一種の発狂状態になります。

人は容易に狂うもの…

この本を読んでいる人(3人)

読書ステータス

読了 3人

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します