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猫とともに去りぬ (光文社古典新訳文庫)

猫とともに去りぬ (光文社古典新訳文庫)

ジャンニ ロダーリ

4
5人が登録
2件のレビュー

この本について

魚になってヴェネツィアを水没の危機から救う一家。ピアノを武器にするカウボーイ。ピサの斜塔を略奪しようとした宇宙人。捨てられた容器が家々を占拠するお話...。現代社会への痛烈なアイロニーを織り込んだ、ユーモアあふれる知的ファンタジー短編集。

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レビュー

miyan
miyan
2013年9月読了
かなりブラックな寓話的短篇集。
どの作品も少しさめた感じの目線で描かれているのが
とっても面白くあり。

とても興味深かったのは
努力をしない人間をある種嘲笑している
「ガリバルディ橋の釣り人」
面白いけれども、オカルトへの批判も入っていて
かなりシュール。

それと乱暴ものをいさめる作品も
本当に面白いです。
つまり、乱暴ものであると言うことは
本当に得しないから
思いやりをもった行動を取れ、と言うことなのかも。
桃色雑音
桃色雑音
2014年1月読了
イタリア児童文学(社会風刺強し)
権威への反抗、シュールな展開など新鮮な読み応えがあった

読書ステータス

読了 4人
読みたい 1人

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