この本について
元加賀藩士の生田数之進は、風体は冴えないが、勘定方として頭抜けた才覚を持つ青年。しかし、姉たちがつくった多額の借金のために、幕府御算用者となる羽目に。つきまとう怪しい影、次々に起こる不可解な出来事。風が運ぶのは、だれの声なのか。そして、諸藩改革の裏に隠された真実とは?お取り潰しか繁栄か、結末は妙案次第!?著者渾身の長編時代小説、登場。
読書ステータス
読了
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