この本について
安生拓馬、丹羽潤也、日浦有介、佐倉翔子。かつて世界的に活躍したスポーツ選手だった彼らには、葬り去らなければならない過去があった。四人は唯一彼らの過去を知る仙堂之則を殺害し、いっさいのデータを消去。すべてはうまく運んだかに思われたが...。毒グモのように忍び寄る影が次々と彼らを襲った!迫りくる恐怖、衝撃の真相!俊英が贈る傑作サスペンス。
みんなの評価
3.5
5
4
3
2
1
レビュー
疾走感あるストーリーで満足でした。タランチュラが女ってのも凄いが、粘る翔子、最後に意外な形で戦う小夜子さん、残り1ページまでどうなるかドキドキでした。ベイビーが切ない。
四人のドーピングが後々に響く、殺人のお話！ドーピングを勧めた仙道が新しく改造したカナダ人の180以上のある女が四人を復讐！その身体能力が半端なく、最後の死に際のベイビーという一言がとても子どもが作れない彼女の心情が表れた一言だったとおもう。
読書ステータス
読了
26人