この本について
イタリア文学論―イタリア文学への、望みうる最良のガイド。翻訳書あとがき―親しみ訳した作家たちの肖像、その魅力の核心を紹介。
みんなの評価
5
5
4
3
2
1
レビュー
彼女の書評、評論はとてつもなく幅広いです。
どこからそのエネルギーを得て、それを出力しているのでしょうか。
詩と、小説、そして翻訳あとがき。
死はやはり彼女が愛したサバの詩が中心です。
衝撃的だったのは彼の詩というのは
当初と、1945年時ではまったく形が異なったものと
なっていたのですね。
それは、彼の考え方の変化がそうさせたと
いわれています。
その一方で彼は、いわば「トレンド」に乗れなかったがゆえに
評価を受けることがなかなかできなかった
悲運の詩人でもあるのですよね。
どこの世界でもマイノリティは犠牲者なものです。
書評のほうは二人の作家がメインです。
そのうちの一人は女性作家。
著者が彼女に惹かれたのは
著者の家族は確かにそろっていたものの
父親の愛人問題があって
どこかそこに完全な家族への憧憬があったのかもしれませんね。
(解説ではそう断言してはいませんが感じていたのでは?)
どこからそのエネルギーを得て、それを出力しているのでしょうか。
詩と、小説、そして翻訳あとがき。
死はやはり彼女が愛したサバの詩が中心です。
衝撃的だったのは彼の詩というのは
当初と、1945年時ではまったく形が異なったものと
なっていたのですね。
それは、彼の考え方の変化がそうさせたと
いわれています。
その一方で彼は、いわば「トレンド」に乗れなかったがゆえに
評価を受けることがなかなかできなかった
悲運の詩人でもあるのですよね。
どこの世界でもマイノリティは犠牲者なものです。
書評のほうは二人の作家がメインです。
そのうちの一人は女性作家。
著者が彼女に惹かれたのは
著者の家族は確かにそろっていたものの
父親の愛人問題があって
どこかそこに完全な家族への憧憬があったのかもしれませんね。
(解説ではそう断言してはいませんが感じていたのでは?)
この本を読んでいる人(1人)
読書ステータス
読了
1人