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見える学力、見えない学力 (国民文庫―現代の教養)

見える学力、見えない学力 (国民文庫―現代の教養)

岸本 裕史

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レビュー

きょう
きょう
2012年9月読了
勉強ができる、できないの原因は、生活とも大きく結び付いていることが分かる。

本書の初版が発行されてからすでに30年経っているが、指摘されている問題は今でも大いに通じる。

学校で子どもに学力をつけるようにするのはもちろんだが、やはり家庭の教育力なくして、学力の向上を目指すのは厳しいと感じた。
特に、小学校低学年のような幼い時期には、親が寄り添って家庭学習に付き合ってくれるような環境があるのが望ましい。

現代では、なかなかそのような環境を作れる家庭も多くはないのかもしれない。しかし、子どもの一生を左右する問題である。見える学力、見えない学力を、ともに形成する一端を大きく担っているのは、家庭である。
今後、そのことを意識させるような働きかけを、もっと教師や学校が行って、もっと繋がりを築ける体制が作れたらよいと感じた。

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