レビュー

zooko012
2011年6月読了
沢木耕太郎のセレクトの巧さが光る素晴らしい短編アンソロジーである。阿部昭、坂口安吾、向田邦子、庄野潤三、小野洋子、村上春樹・・(全てファン)。もう、何ともいえず豪華としかいいようがない。セレクトされる短編も、坂口安吾が「散る日本」、村上春樹が「レーダーホーゼン」(偏愛している)と、渋く唸らせる。ただ、「右か、左か」の標題は短編の中身とは全く関係ないと思う。沢木耕太郎も、自分な好きな短編を並べただけではないか・・。
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