
この本について
バブル期の損失を隠蔽するため、「飛ばし」や「不明朗な企業買収」を繰り返し、粉飾決算を行なっていたオリンパス。同社の生え抜きで、CEOに就任したばかりだった本書の著者マイケル・ウッドフォードは、不正の責任を追及したがために解任され、その後、事実を告発するに至った。オリンパス事件の舞台裏ではいったい何が起きていたのか?元CEOは、不正発覚までの経緯、のちに逮捕される菊川会長、森副社長との壮絶な駆け引き、緊迫した取締役会の様子、プロキシーファイト(委任状争奪戦)の真実をここに激白する。日本の企業文化、資本主義、ジャーナリズムへの貴重な提言となるノンフィクション。
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この本を読んでいる人(5人)
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