この本について
ヴェンチャー卿とセト卿、それぞれ強大なふたつの軍に包囲されたルサデルの都に、辺境から帰った“たもちびと”セイズドによってさらなる危機が伝えられた。獰猛な獣人族2万の軍勢が迫っているというのだ。都には難民が押し寄せ、食糧不足が政情不安につながって、王となったエレンドを窮地に追いこんでいる。いっぽう彼の身を守るヴィンは、エレンドの異母弟でもある“霧の落とし子”ゼインの言葉に心揺れていた...。
読書ステータス
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