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ペルディード・ストリート・ステーション (下) (ハヤカワ文庫 SF ミ)

ペルディード・ストリート・ステーション (下) (ハヤカワ文庫 SF ミ)

チャイナ ミエヴィル

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レビュー

机龍之介
机龍之介
2012年11月読了
「ヤガレクは、わたしの友だちだ」

「本質的に異なるものが出合い、全体の一部となるゾーン。ハイブリッドなゾーンだ」
ウィーヴァーや、ヤガレクのモノローグなど何度も暗喩的に出てくるとおり、群像劇であります。
カタルシス的な終わりはなく、それぞれの人物が心の闇を引きずって人生を歩んでいくことになります。あるいは人生の終焉が語られる。
ニュークロブゾンに生きる人々の群像劇、ハリウッド的展開を求めるとガッカリしますね。
人生は不条理。みんなが不条理を抱えて生きるしかないという物語。

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