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(p22)(アメリカで)大学内にはシュミット・ニールセンをはじめとして偉人が何人かそびえ立っていて、すっかりおそれいってしまったのだが、さて、一歩大学の外に出ると、だいぶ感じが違うのである。スーパーのレジにしても、車の修理工にしても、あきれるほど対応がのろいし不適切。これでよく給料がもらえるもんだ!とイライラするとともに、一般の日本人の有能さに、いまさらながら気づかされた。…これは「島の規則」だ!…島国という環境では、エリートのサイズは小さくなり、ずばぬけた巨人と呼び得る人物は出てきにくい。逆に小さい方、つまり庶民のスケールは大きくなり、知的レベルはきわめて高い。…いまや、地球はだんだん狭くなり、一つの島と考えねばならない状況にたち至っている。いままでは「大陸の時代」だった。これからは、好むと好まざるとにかかわらず「島の時代」になる。
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