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イオニアの風

イオニアの風

光原 百合

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1件のレビュー

この本について

偶然のいたずらで“意志”を得た人間たちは、長きにわたり互いに争い血を流し続けていた。時に罰し、時に救い、人間の歴史に介入してきたオリュンポスの神々は、ついに、人間に三つの試練を与え自らの道を選ばせることを決める。運命が用意した試練は、トロイア戦争を巡るふたつ。そして、強大な魔物を巡るひとつ―。人間の未来を拓くため、最後にして最大の難関に挑む、英雄の子テレマコスと美しき吟遊詩人ナウシカアの運命は!?神々の時代から人間の時代から人間の時代へと移りゆく世界を舞台に描く、壮大な愛と冒険の物語。

みんなの評価

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レビュー

miyan
miyan
2010年10月読了
久しぶりにファンタジーというものを
読んだ気がします。
基本なぜかはわからないけれども
年をとったらファンタジーが苦手に
なってしまいまして…

この作品はギリシア神話を
ベースにした作品です。
神々のキャラクター設定が
なかなかなっていて面白かったです。
特にエリスなんかは憎めない神です。

メインはもちろん第二部のほうですね。
テレマコスとナウシカアの
二人が神々では倒せないと予言された
エンケラドスへと立ち向かっていくお話…

賭けにより妨害があっても
結局は最後までやりとおす
「意思」のつよさ。

長かったけれども
それ相応にすばらしい作品でした。

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