この本について
数式による恋人の存在証明に挑む阿呆。桃色映像のモザイクを自由自在に操る阿呆。心が凹むと空間まで凹ませる阿呆。否!彼らを阿呆と呼ぶなかれ!狭小な正方形に立て篭もる彼らの妄想は壮大な王国を築き上げ、やがて世界に通じる扉となり...。徹底して純粋な阿呆たち。7つの宇宙規模的妄想が、京の都を跋扈する。
みんなの評価
2.3
5
4
3
2
1
レビュー
阿呆だなぁ！それが森見らしいんだけど、今回はその阿呆らしさがあまり面白くなかった。いい文章で感動させられるのに、ハチャメチャSF的な世界に持って行くのはあまりに阿呆でもったいない。最後に、これは短篇集であると気付いた私も阿呆である。話が繋がるような繋がらないような…という意味不明さはそういうことだったのだ。
始めはどういった内容なのか、わくわくしながら読み進めていったのですが段々と読むのが億劫になるような物語になってしまいなかなか、読み終わるのに時間を費やしてしまいました。
期待していただけあって、少々残念さた…
やっと、読み終わった！って感じです（笑）
期待していただけあって、少々残念さた…
やっと、読み終わった！って感じです（笑）
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