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カラマーゾフの兄弟 上   新潮文庫 ト 1-9

カラマーゾフの兄弟 上 新潮文庫 ト 1-9

ドストエフスキー

4.2
55人が登録
4件のレビュー

みんなの評価

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レビュー

aya
aya
2013年3月読了
名前が覚えられない…f^_^;
Ru_u-ka
Ru_u-ka
2012年8月読了
読み直したい!
るんふ
…画家のクラムスコイに『瞑想する人』という題の傑作がある。冬の森の絵で、森の中の道に、ぼろぼろの外套に木の皮の靴をはいた百姓がたった一人、ひっそりと淋しい場所で道に迷ってたたずみ、物思いに沈んでいるように見えるのだが、べつに考えごとをしているわけではなく、何かを《瞑想して》いるのだ。とんと一突きすれば、その百姓はびくりとして、夢からさめたようにあなたを見つめるだろうが、何もわからないだろう。たしかに、すぐ我に返りはするが、何をたたずんで考えていたのかとたずねても、きっと何一つ思い出せないにちがいない。……瞑想家は民衆の中にかなり多い。きっとスメルジャコフもそうした瞑想家の一人だったのだろうし、おそらく彼もやはり、自分ではまだ理由もほとんどわからぬまま、貪婪に印象を貯えていたのにちがいない。
ふうか
ふうか
2014年3月読了
よくわからない

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