
レビュー

zooko012
2011年2月読了
何を今さらの「絶対音感」である。「絶対音感」についてのみ語られた本ではなく、日本の音楽教育の歴史、音楽とコンピュータ、プロ音楽家の生活?など話題はあちこちに飛ぶ。出てくる有名音楽家等のエピソードには興味をそそられ、部分部分は面白いが、全体としては何だかまとまりがなく消化不良、というのが率直な感想だ。本来は非常に興味のあるテーマだったのだが・・・・ただ、この著者の題材探しがうまいのには本当に感服する(「星新一」の本は面白かった)。
【パリ左岸のピアノ工房→絶対音感】
【パリ左岸のピアノ工房→絶対音感】
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読書ステータス
読了
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