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贈られた手―家族狩り〈第三部〉 (新潮文庫)

贈られた手―家族狩り〈第三部〉 (新潮文庫)

天童 荒太

4.3
7人が登録
1件のレビュー

この本について

ピエロ。浚介は、生徒たちからそう呼ばれていたのだという。ふたつの事件を経て、虚無に閉ざされていた彼の心に変化が訪れていた。ピエロ。馬見原は今そう見えるだろう。冬島母子を全身全霊で守っているにもかかわらず、妻や娘との関係は歪んだままだから。また一つ家族が失われ、哀しみの残響が世界を満たす。愛という言葉の持つさまざまな貌と、かすかに見える希望を描く、第三部。

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レビュー

すばるば
すばるば
2013年9月読了
子どもと親、両方の気持ちが分かってちょっと辛くなる
でも、暖かい書き方するところもあって文章は好き

読書ステータス

読了 7人

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