メニュー
幻色江戸ごよみ (新潮文庫)

幻色江戸ごよみ (新潮文庫)

宮部 みゆき

4
29人が登録
2件のレビュー

この本について

盆市で大工が拾った迷子の男の子。迷子札を頼りに家を訪ねると、父親は火事ですでに亡く、そこにいた子は母と共に行方知れずだが、迷子の子とは違うという...(「まひごのしるべ」)。不器量で大女のお信が、評判の美男子に見そめられた。その理由とは、あら恐ろしや...(「器量のぞみ」)。下町の人情と怪異を四季折々にたどる12編。切なく、心暖まる、ミヤベ・ワールドの新境地!

みんなの評価

4
5
1件
4
1件
3
1件
2
0件
1
0件

レビュー

Yoo
Yoo
2015年12月読了
宮部みゆきの時代物短編集。ハッピーエンドもあれば、悲劇もある。それも、別に悪いことをした訳でもないのに災難がふりかかる。いや、法を侵しているのだから、やはり悪いことをしていると言うことか。2話目の紅の玉が、そんな話である。なんとかならなかったのかと思ってしまう。第十一話の詫助の花は、憎いはずの相手が突然愛おしくなってしまう不思議な話。宮部みゆきの本には不思議な魅力がある

読書ステータス

読書中 1人
読了 25人
読みたい 1人

人気のタグ

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します