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めざめ (新潮文庫)

めざめ (新潮文庫)

赤川 次郎

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この本について

柳原美知代と夫が自宅で殺されたのは一人娘の美沙が遠足に行っている間だった。帰宅後、両親の惨殺死体を見た美沙は、心に致命的ともいえる深い傷を負ってしまう。だが美知代は死んではいなかった。意外な形で蘇った美知代は六年後、成長した美沙と再会する。しかし美沙は深刻な人間不信に陥って、人を愛することも、愛されることもできなくなっていた...。文庫書き下ろし長編。

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レビュー

くるみ
くるみ
2013年8月読了
近くで同時に亡くなったら、戻ってくるときに中身が入れ替わるってこともあるかもって思ってしまった。それにしても、もとはといえば、弟が悪いんだよな。人を殺してつかまってから自殺を図るくらいなら自分一人で死んだらよかったのに…。犯人への恨みが全く出てこないのが不思議。

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