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海の仙人 (新潮文庫)

海の仙人 (新潮文庫)

絲山 秋子

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1件のレビュー

この本について

宝くじに当った河野は会社を辞めて、碧い海が美しい敦賀に引越した。何もしないひっそりした生活。そこへ居候を志願する、役立たずの神様・ファンタジーが訪れて、奇妙な同居が始まる。孤独の殻にこもる河野には、二人の女性が想いを寄せていた。かりんはセックスレスの関係を受け容れ、元同僚の片桐は片想いを続けている。芥川賞作家が絶妙な語り口で描く、哀しく美しい孤独の三重奏。

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レビュー

harumin81
harumin81
2012年1月読了
ちょっとファンタジー?
日常から一枚遊離したようなファンタジーと男の暮らしが、羨ましい。
三人で新潟に向かうところの、長くは続かないだろう予感がしつつの幸せが切ないけどほっかりする。

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読書ステータス

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