この本について
ウイルスさえも生存が許されない地の果て、南極ドーム基地。そこは昭和基地から1000kmかなた、標高3800m、平均気温-57°C、酸素も少なければ太陽も珍しい世界一過酷な場所である。でも、選り抜きの食材と創意工夫の精神、そして何より南極氷より固い仲間同士の絆がたっぷりとあった。第38次越冬隊として8人の仲間と暮した抱腹絶倒の毎日を、詳細に、いい加減に報告する南極日記。
みんなの評価
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レビュー

zooko012
2011年3月読了
コックとして南極遠征に参加した海上保安官出身のコックによるエッセイである。綴られている遠征がかなり古い内容になっているが、それなりに興味深い。ただ、そのほかのエッセイも続けて読むと、くどくなってくる。ユーモアのある人ではあるが、自分とはあわない。