
みんなの評価
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1
レビュー

「何がなんだかわからない」というのが読後の率直な感想である。結末に向かうに連れて物語の複雑さ、表現の難解さが増し、村上春樹が言いたいこと、伝えたいことがわからなくなってくる。これは、私の人生経験が乏しいからか、あるいは読書経験が浅いからだろうか。とにかく、私には本書の良さがわからなかった。伏線というか、様々な疑問は解決されたのか。私にはわからない。カラスと呼ばれる少年は田村カフカ自身なのだろうし、さくらは田村カフカの姉なのだろう。では、田村カフカの胸についていた血は?ナカタさんがあぁなってしまった実際の原因は?わからないことだらけで、全く評価ができない。だから悪書がどうかもわからないのだ。
んー読みやすくて魅力的な人物(ジョニー・ウォーカー、ナカタさん、星野さん、大島さん、さくら)が多く登場して、章ごとに視点が変化する構成は非常に好みに適していただけに残念だ。
インターネットで色々な人の評価を見れば、少しは合点がいくかもしれない。しかし、その意見さえも推論でしかないことは理解しておかなくてはならない。この本の結末、過程、出来事には答えはない。
んー読みやすくて魅力的な人物(ジョニー・ウォーカー、ナカタさん、星野さん、大島さん、さくら)が多く登場して、章ごとに視点が変化する構成は非常に好みに適していただけに残念だ。
インターネットで色々な人の評価を見れば、少しは合点がいくかもしれない。しかし、その意見さえも推論でしかないことは理解しておかなくてはならない。この本の結末、過程、出来事には答えはない。
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