
レビュー

zooko012
2011年12月読了
詩人・小説家として活躍しているネイティブアメリカンの著者の青春時代の自伝的小説(70%が事実とか)。高野秀行のHPで推薦されていたので読了。
主人公は、ネイティブアメリカンの保留地で生まれ育つ。先が見えない貧しい生活。保留地の高校の先生から、「保留地でインディアンたちが教わってきたのはあきらめる方法だけだ。永遠にここを出ろ。」と後押しされ、白人の裕福な生徒が通うエリート校に通うことになる。保留地の幼なじみとの友情・断絶、他の保留地の住民からの冷たい視線、新しい学校での白人との恋。。
ポップな子どもでも解る文体で、楽しい漫画とともに綴られる。楽しく元気が出る小説であるが、ここで描かれる保留地の現実には何ともやり切れない思いが残る。アメリカでベストセラーとなり、各種文学賞を受賞している。
主人公は、ネイティブアメリカンの保留地で生まれ育つ。先が見えない貧しい生活。保留地の高校の先生から、「保留地でインディアンたちが教わってきたのはあきらめる方法だけだ。永遠にここを出ろ。」と後押しされ、白人の裕福な生徒が通うエリート校に通うことになる。保留地の幼なじみとの友情・断絶、他の保留地の住民からの冷たい視線、新しい学校での白人との恋。。
ポップな子どもでも解る文体で、楽しい漫画とともに綴られる。楽しく元気が出る小説であるが、ここで描かれる保留地の現実には何ともやり切れない思いが残る。アメリカでベストセラーとなり、各種文学賞を受賞している。
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