メニュー
天帝妖狐 (集英社文庫)

天帝妖狐 (集英社文庫)

乙一

3
22人が登録
1件のレビュー

この本について

とある町で行き倒れそうになっていた謎の青年・夜木。彼は顔中に包帯を巻き、素顔を決して見せなかったが、助けてくれた純朴な少女・杏子とだけは心を通わせるようになる。しかし、そんな夜木を凶暴な事件が襲い、ついにその呪われた素顔を暴かれる時が...。表題作ほか、学校のトイレの落書きが引き起こす恐怖を描く「A MASKED BALL」を収録。ホラー界の大型新人・乙一待望の第二作品集。

みんなの評価

3
5
0件
4
0件
3
1件
2
0件
1
0件

レビュー

ウルトラあきら
ウルトラあきら
2011年12月読了
あまり読みなれないジャンルだったけどとても面白かった。
トイレの落書きから繰り広げられる新しい形
結局はっきりした犯人がわからなかったり落書きをしてた他の登場人物の謎のままで逆に面白かったです。時間を忘れて読むことができました。

「天帝妖狐」は夜木の生き地獄の生き方で悲しくなる話でした。早苗は結局どんな存在だったのでしょうか。
とてつもなく禍々しい存在だとしかいいようがないです。杏子に手紙を渡した後夜木はどうなったんでしょうか。
最後の夜木と杏子のお互いの気持ちの伝え方が切なかったです。

読書ステータス

読了 21人
読みたい 1人

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します