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追想五断章 (集英社文庫 よ 26-1)

追想五断章 (集英社文庫 よ 26-1)

米澤 穂信

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1件のレビュー

この本について

大学を休学し、伯父の古書店に居候する菅生芳光は、ある女性から、死んだ父親が書いた五つの「結末のない物語」を探して欲しい、という依頼を受ける。調査を進めるうちに、故人が20年以上前の未解決事件「アントワープの銃声」の容疑者だったことがわかり―。五つの物語に秘められた真実とは?青春去りし後の人間の光と陰を描き出す、米澤穂信の新境地。精緻きわまる大人の本格ミステリ。

みんなの評価

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レビュー

こまきよ
こまきよ
2012年12月読了
2010年版このミスベスト10第4位。すごい凝った作りで、他に類を見ない構成。書くのに技術的難易度がとても高いと思われる作りに加えて、文学的で格調高い感じの力作。この人のは軽いノリで読みやすいのが良かったけど、これはちと自分には難しい。最近、記憶力めっきり低下してきて、メモしないと、うーんなんだっけっ、てなってしまう。まあ、普通はそんなでも気にせずテキトーに読み進めりゃいいんだけど、この本はそんな読み方だと、なんだか申し訳なくって。
 そんなことより、今まで、古本屋さんの話なんて読んだことなかったけど、ビブリアに続いて偶然2冊連続で古本屋の話だったのがびっくりした。

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