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沈みゆく大国アメリカ (集英社新書)

沈みゆく大国アメリカ (集英社新書)

堤 未果

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1件のレビュー

この本について

鳴り物入りで始まった医療保険制度改革「オバマケア」は、恐るべき悲劇をアメリカ社会にもたらした。「がん治療薬は自己負担、安楽死薬なら保険適用」「高齢者は高額手術より痛み止めでOK」「一粒一〇万円の薬」「自殺率一位は医師」「手厚く治療すると罰金、やらずに死ねば遺族から訴訟」。これらは、フィクションではない。すべて、超大国で進行中の現実なのだ。石油、農業、食、教育、金融の領域を蝕んできた「一%の超・富裕層」たちによる国家解体ゲーム。その最終章は、人類の生存と幸福に直結する「医療」の分野だった!

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レビュー

うまたく
うまたく
2015年5月読了
独善の国、アメリカ。
”自由”を錦の御旗に、自国だけでなく全世界に”彼らのルール”を押しつけ、周辺を喰い散らす、資本主義の玄家。
次のターゲットは日本の医療。この国を解体に進めるのか、皆がアメリカに於ける実体を知っておくが必要。

読書ステータス

読了 5人

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