レビュー

zooko012
2011年7月読了
「う」は鰻の「う」。衝撃的な題名である。全編、呉服屋の若旦那が、鰻重、鰻丼、う巻き、うざく、肝焼き、くりから焼きなどに、舌鼓をうつだけの漫画である。うんちくに傾きすぎず、ひたすら、鰻を愛で、潔く、快く、幸せで、ちゃんと面白い。おとなの1人食の喜びがここにある。たっぷりと本わさびをつけた、油ののった白焼きを、たれにじゅっとつけて、食べたくなる漫画である。
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