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チルドレン (講談社文庫 (い111-1))

チルドレン (講談社文庫 (い111-1))

伊坂 幸太郎

3.8
153人が登録
10件のレビュー

この本について

「俺たちは奇跡を起こすんだ」独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男、陣内。彼を中心にして起こる不思議な事件の数々―。何気ない日常に起こった五つの物語が、一つになったとき、予想もしない奇跡が降り注ぐ。ちょっとファニーで、心温まる連作短編の傑作。

みんなの評価

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レビュー

ひろみ
ひろみ 2011年11月読了
スッキリした気分になる本。
karua222
karua222
2011年4月読了
子供は英語でチャイルド、複数になるとチルドレン。「別物だろが」と言う陣内の話には説得力があるような… 口やかましくも憎めない、陣内をとりまくキャラクター達から描かれた彼等の物語。連作短編。
nanaco
nanaco
2011年6月読了
鴨居、陣内、盲目の永瀬とその彼女、家裁の武藤とかの話。短編集だけど長編。ちょーおもしろい。陣内みたく、まっすぐで、はちゃめちゃで、独自のものさしで生きてる人、ほんと好き。
久美子
久美子
2012年2月読了
大好き!伊坂さんは短編集が至高。
i
i
2012年4月読了
おもしろい
青葉
青葉
2012年9月読了
周りを振り回し、つかみどころがない陣内。
でも、大切な芯は、しっかりしている。
魅力的な人物だなぁ
はる
はる
2013年9月読了
やっぱチルドレンはいいな。平和でほのぼのでさわやかで。陣内も永瀬もかっこいい。俺たちは奇跡を起こすんだ。って言ってみたい。
yuchan
yuchan
2016年5月読了
「サブマリン」を予約したので先に「チルドレン」を読んでみた。5話の短編がいつのまにかつながっていた。主人公の家裁の調査員の陣内は最高!人の迷惑を顧みず俺様ジャイアンなのだがまっすぐで憎めないやつ。
「手を自由にしろ。ギター持たせろ。俺にギター弾かせろっての」銀行強盗に無理な要求をして通らなかったら、ふてくされて「ヘイ・ジュード」を口ずさむ。
「そもそも大人が恰好良ければ、子供はぐれねえんだよ」担当した少年に付きまとってパンクのコンサートに呼ぶところは感動。追いかけていきたいシリーズになりそう。

読書ステータス

読書中 3人
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