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今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫)

今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫)

森 博嗣

4
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2件のレビュー

この本について

避暑地にある別荘で、美人姉妹が隣り合わせた部屋で一人ずつ死体となって発見された。二つの部屋は、映写室と鑑賞室で、いずれも密室状態。遺体が発見されたときスクリーンには、まだ映画が...。おりしも嵐が襲い、電話さえ通じなくなる。S&Mシリーズナンバーワンに挙げる声も多い清冽な森ミステリィ。

みんなの評価

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レビュー

えみ
えみ
2011年12月読了
語り手が萌絵の叔父。叔父が叔母との出会いと双子姉妹の密室殺人について語る。最後まで萌絵にほれた男が語り手のように思える内容になっている。
トリックは、姉が妹を殺し、二人とも自殺にみせかけるため小窓を通り2部屋密室にし、自殺。義理の父の執事がふたりを入れ替えたように服入れ替えを行い。自殺に見せかけるため。
よーぐると
よーぐると 2014年1月読了
評価が高いのは本編の姉妹殺人の方なのか,それとも全体の構成に対する賛辞なのだろうか。初読時はたしかに引っかかったけど姉妹殺人の方に関してはなんていうか非常に淡白であった印象。そもそも姉妹のどっちがどの部屋で殺されたかが二転三転していくのでそこに十分振り回されて最後の解決時には疲れてしまっている。トリックしてはシンプルで本格らしさは強い(?)のかな。後出しが多いからあんまフェアな感じしないけど。

読書ステータス

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