この本について
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福島第一を経ていっそう考えさせられる。
あらすじは、ある大型ヘリが遠隔操作で奪われ、高速増殖炉の上から落とすと犯人からの犯行予告があり、それを防ぐ為に国や警察や防衛庁、業界、技術者等が限られた時間の中で動き続ける話が、様々な視点から展開されていくもの。
原発はなんとなく危険なもの、近くにあると危ない、そういった非常に抽象的で曖昧なイメージを世間の大半が抱いている、その鈍感さについて暗に風刺したもの。
ここまでの熱意と根拠をもって反原発を論じられると納得してしまう部分もある。社会の持つ原発=よく分からないけどとりあえず危険なもの、といった周囲や社会に扇動されたステレオタイプが最も危険であり、人間として生活していく以上、選択する義務があるということ。
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