メニュー
スリジエセンター1991

スリジエセンター1991

海堂 尊

4
11人が登録
3件のレビュー

この本について

手術を受けたいなら全財産の半分を差し出せと放言する天才外科医・天城は、東城大学医学部でのスリジエ・ハートセンター設立資金捻出のため、ウエスギ・モーターズ会長の公開手術を目論む。だが、佐伯教授の急進的な病院改革を危惧する者たちが抵抗勢力として動き始めた。桜宮に永遠に咲き続ける「さくら」を植えるという天城と世良の夢の行く末は。

みんなの評価

4
5
1件
4
2件
3
1件
2
0件
1
0件

レビュー

くーさん
くーさん
2012年12月読了
大学病院の中って本当にこんなにどろどろしてるんだろうか・・・天城先生は天才の散り際にふさわしい退場の仕方でアッパレ!
Yoo
Yoo
2013年6月読了
若き世良先生がモンテカルロから連れて来た天才外科医天城先生の話なのだが、バチスタシリーズで病院長の高階先生が講師として天城潰しに奔走し、ついにはクーデターに成功する話になっている。藤原婦長や速水先生など、有名どころのエピソードも散りばめられている。ハイライトは、やはり手術シーンだろう。天才外科医天城先生もまた人の子なのだと言うあたりは、面白い。天城先生の純粋さと、高階先生の腹黒さが、印象的だ。世良先生の悲嘆は同情を感じるが、それなら、もっと早く行動を起こすべきではと思ってしまう。
ようこりん
ようこりん
2013年12月読了
今までで一番面白い! 過去が分かってすっきり。もう一度ちゃんと時系列に読みたくなった。タイミングとしては、ジェネラル伝説と同時。
全体的に桜散る話なのでグルーミーだけれど、希望もある。
主役が何人もいる感じ。

読書ステータス

読了 9人

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します