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変身

変身

東野 圭吾

3.8
101人が登録
4件のレビュー

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レビュー

あおみ
あおみ
2012年4月読了
昨日まで自分が歩んできた足跡が見えない。見えても、その足跡が自ら刻んだものかわからない。かつて愛した人を愛せない。自分が自分でなくなっていく恐怖を東野圭吾は描いた。少しずつだが確実に、移植された犯人の脳が成瀬純一の心を支配していく。なぜ自分はこんなことをするのだろう、と日常的に自らを疑い、他人に対して常に憤りを感じる。全ての人間に猜疑心を抱く。この辛さ、恐さは計り知れない。下手なホラー小説より何倍も恐ろしく、現実的である。
滅多にないテーマであり、先の展開がとても気になり、頁を捲る手をなかなか休めることができないほど、読ませられた。
さとみ0111
さとみ0111 2012年11月読了
こんなことあり得るんかっていう話やったけどやっぱり東野圭吾の作品あっておもしろかった。
Snow
Snow
2012年7月読了
脳に損傷を受けた優しい平凡な青年が、精神を病んでいた凶悪犯の脳を移植され、どんどん凶悪に変化していく。怖いけど哀しい。
伊賀ちゃん
伊賀ちゃん
2013年4月読了
変わっていく様が良く描かれていた

読書ステータス

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