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マレ-鉄道の謎 (講談社ノベルス)

マレ-鉄道の謎 (講談社ノベルス)

有栖川 有栖

5
2人が登録
1件のレビュー

この本について

マレー半島を訪れた推理作家・有栖川有栖と臨床犯罪学者・火村英生を待ち受ける「目張り密室」殺人事件!外部へと通じるあらゆる隙間をテープで封印されたトレーラーハウス内の死体。この「完璧な密室」の謎を火村の推理は見事切り伏せられるのか?真正面から「本格」に挑んだ、これぞ有栖川本格の金字塔。

みんなの評価

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レビュー

miyan
miyan
2017年4月読了
ああ、悲しすぎるというか、
人の憎しみってとてつもなく根深いもので
恐ろしいものに豹変するんですね。

これは、犯人に関しては
容易に推測がつくことでしょう。
特に、ある事件にかかわりがあるという
事柄が出てきた時点で
何らかの事柄が出てきているんだろうなとは思いました。

ただこの作品、一筋縄では
終わりませんでした。
真の繰り手がいるのですから。
ここは推測は難しいはずですよ。
繰り手に関しては、決して裁けないので
ある種、火村の敗北と見ても差し支えありません。

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