レビュー

zooko012
2011年9月読了
「モモちゃんシリーズ」「コロボックルシリーズ」に次いで、子どもの頃大変に執着した「大きな森の小さな家シリーズ」の著者ローラと一人娘ローズの評伝である。アメリカを代表する作家となった娘ローズの援助を受けて、60過ぎて書いた「大きな森の小さな家」が大ヒットしたローラは幸せな人である。読んでいて大変に懐かしく、また、この手の評伝ものの読書は、舞台裏をのぞく楽しみがあってよい。なお、「モモちゃんシリーズ」の松谷みよ子の評伝「捨てていく話」も大変に面白い。