この本について
吹奏楽の“甲子園”普門館を目指す穂村チカと上条ハルタ。弱小吹奏楽部で奮闘する彼らに、さまざまな事件が持ち上がる!
みんなの評価
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レビュー
ハルチカシリーズ第3弾☆今回は吹奏楽方面にも重きをおかれていて「十の秘密」で新キャラの濃さにグイグイ引き込まれ、ラストの「空想オルガン」で涙するという…（余韻）芹澤さんとチカちゃんの会話にはホント目頭が熱くなりました。若者でなくとも人が頑張る姿はそれだけで美しいものです。音楽を題材にした本はいくつもありますが、音を想像しながら読むという行為はとても刺激的。出て来た曲は必ず聴きたくなっちゃいます。若さゆえ、未完成でいつつも無限の可能性があり理想的な不安定さを持つ彼らの奏でる音楽（物語）をまた聴きたいです！
この本を読んでいる人（3人）
読書ステータス
読了
3人
