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きりこについて

きりこについて

西 加奈子

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8人が登録
2件のレビュー

この本について

きりこは両親の愛情を浴びて育ったため、自分がぶすだなどと思ってもみなかった。小学校の体育館の裏できりこがみつけた小さな黒猫「ラムセス2世」はたいへん賢くて、しだいに人の言葉を覚えていった。ある事件がきっかけで引きこもるようになったきりこは、ラムセス2世に励まされ、外に出る決心をする。夢の中で泣き叫んでいた女の子を助けるために...。猫を愛するすべての人に最新書き下ろし長編小説。

みんなの評価

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レビュー

karua222
karua222
2011年4月読了
作家の色というよりも、彼女が描くどの本にも色があるというのが西加奈子さんの特徴か。誰がみても、「ぶす」なきりことIQ740の飼い猫であるラムセス2世の世界はとてもユニークだった。
ゆきも
ゆきも 2012年10月読了
・わたしはわたし。わたしがわたしであるために必要なこと。
・容れ物にとらわれている。

読書ステータス

読了 8人

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