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サウス・バウンド

サウス・バウンド

奥田 英朗

3.5
12人が登録
5件のレビュー

この本について

小学校六年生になった長男の僕の名前は二郎。父の名前は一郎。誰が聞いても「変わってる」と言う。父が会社員だったことはない。物心ついたときからたいてい家にいる。父親とはそういうものだと思っていたら、小学生になって級友ができ、ほかの家はそうではないらしいことを知った。父はどうやら国が嫌いらしい。むかし、過激派とかいうのをやっていて、税金なんか払わない、無理して学校に行く必要などないとかよく言っている。家族でどこかの南の島に移住する計画を立てているようなのだが...。型破りな父に翻弄される家族を、少年の視点から描いた、長編大傑作。

みんなの評価

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レビュー

schazzie
schazzie
2011年8月読了
全体としては面白かったが、前半の子供達のいじめの話はやりきれない気持ちになった。邪悪な子供の話は嫌だなぁ。小学6年生にして父親を冷静に分析しているというのも不思議だった。
なお
なお
2011年11月読了
破天荒な親父に翻弄されつつも血の繋がりは濃ゆいのだ!家族バンザイ!

読書ステータス

読了 11人

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