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ゆめつげ

ゆめつげ

畠中 恵

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1件のレビュー

この本について

江戸は上野の端にある小さな神社の神官兄弟、弓月と信行。のんびり屋の兄としっかり者の弟という、世間ではよくある組み合わせの兄弟だが、兄・弓月には「夢告」の能力があった。ただ、弓月の「夢告」は、いなくなった猫を探してほしいと頼まれれば、とっくに死んで骨になった猫を見つけるという具合で、まったく役に立たないしろもの。そんなある日、地震で迷子になった大店の一人息子の行方を占ってほしいとの依頼が舞い込んだ。屋根の修繕費にでもなればと、目先の礼金に目がくらみ、弟をお供にしぶしぶ出かけてしまったのが運のつき、事態は思いもよらぬ方向に転がりに転がって...。ちゃんと迷子の行方は知れるのか!?そして、果たして無事に帰れるのか!?大江戸・不思議・騒動記。

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レビュー

たれえり
たれえり
2012年2月読了
読んだことがあった。
江戸の終わり頃に、不思議なチカラを持った神主が、大金持ちの札差の息子探しをすることで、事件後に巻き込まれる。ゆめつげをするたびに死にそうになるが、なんとか事件は解決。
面白かった。

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読書ステータス

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