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とらドラ 7 (7) (電撃文庫 た 20-10)

とらドラ 7 (7) (電撃文庫 た 20-10)

竹宮 ゆゆこ

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1件のレビュー

この本について

停学が明け、大河が学校に戻ってくる。折りしも世間はクリスマスの季節。クリスマス大好きという大河は、唐突にいい子バージョンに変身。一方、実乃梨は部活の試合でエラーをしたとかでふさぎこみ、竜児にもぎこちない態度を取るようになる。そんな中、新生徒会長・北村が、有志によるクリスマスパーティの企画を立ち上げる。竜児や大河、そして学園の公式美少女、亜美の参加もあり準備は盛り上がるが、実乃梨は相変わらず元気がなくて―。はたしてクリスマスパーティの行方は!?今回も目が離せない展開です!超弩級ラブコメ第7弾。

みんなの評価

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レビュー

aoitaku
aoitaku
2008年5月読了
 不器用な二人にも、聖なる冬の季節がやってきた。
 クリスマスだから。誰もが幸せでいていいはずだから。

***

 ところがこのシリーズを読んでる方なら知ってのとおり、とらドラ!という作品は安易に「しあわせ」な話を描くわけではないので、今回も一波乱二波乱。
 本来なら不自然な(ラノベだからある意味目を瞑られてきた)状況はこの巻でとうとう、動いた。それはラノベだからそういう状況も許されるだろうという甘えではなく、このために、あえてそのようにした、と。そういうことなんだろう。「やっと、ようやく」と思う反面、「もうなのか」とも思ったり。

***

 ところで、今回も笑いはしっかりポイントを抑えてきてるんですが、独身と作者が重なって見えるのは気のせいでしょうか。自傷症状の顕れでしょうか、それともひらきなおりでしょうか。いずれにしてもリアルすぎて切ないw 竹宮ゆゆこ先生に励ましのお便りを!w

 MVPはどくs、
 MVPは大河。ずっとみのりんみのりん言ってきたけどこの巻に限っては大河。
 あと、あーみんは本当にいいやつだなー。不器用なのは皆に共通して言えることだけど、憎まれ役の立場に回ってでも、自分の言葉を伝えるっていうのは、本当に難しいと思う。
 MVPは大河だけど。

読書ステータス

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