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少女七竈と七人の可愛そうな大人 (角川文庫)

少女七竈と七人の可愛そうな大人 (角川文庫)

桜庭 一樹

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24人が登録
2件のレビュー

この本について

「たいへん遺憾ながら、美しく生まれてしまった」川村七竈は、群がる男達を軽蔑し、鉄道模型と幼馴染みの雪風だけを友として孤高の青春を送っていた。だが、可愛そうな大人たちは彼女を放っておいてくれない。実父を名乗る東堂、芸能マネージャーの梅木、そして出奔を繰り返す母の優奈――誰もが七竈に、抱えきれない何かを置いてゆく。そんな中、雪風と七竈の間柄にも変化が――。雪の街旭川を舞台に繰り広げられる、痛切でやさしい愛の物語。

みんなの評価

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レビュー

fumi
fumi
2011年6月読了
表現が美しい
さな
さな
2011年8月読了
人間は、浅ましくて愚かで不器用で愛しい。だから可愛そうな、なのかなと思ったり。可哀想、じゃなくて可愛そう。
自分の生きてる世界は、その中にいると狭さも窮屈さ、息苦しさにも鈍感になるけど、一度離れて俯瞰すると世界はもっと拓けてる。
来年にでもまた読もう。

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