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当マイクロフォン (角川文庫)

当マイクロフォン (角川文庫)

三田 完

2人が登録
1件のレビュー

レビュー

zooko012
zooko012 2014年1月読了
「にっぽんのメロディー」等で有名だったNHKアナウンサー中西龍の評伝小説である。叙情的な特徴ある語り口であり、涙もろくセンチメンタルである中西であるが、胸の大きい大柄な女に弱く、女に対して酷薄な面も持ち合わせていた・・・。つまらないわけではないけど、それだけ。やはり、評伝小説は、書き手によほどの力量があるか、書く者にとって必然的な対象でないとつまらない(増田俊成の「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」、大崎善生の「聖の青春」を見よ!)

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