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冷静と情熱のあいだ―Rosso (角川文庫)

冷静と情熱のあいだ―Rosso (角川文庫)

江國 香織

3.7
58人が登録
4件のレビュー

この本について

穏やかな恋人と一緒に暮らす、静かで満ち足りた日々。これが私の本当の姿なのだろうか。誰もが羨む生活の中で、空いてしまった心の穴が埋まらない。10年前のあの雨の日に、失ってしまった何よりも大事な人、順正。熱く激しく思いをぶつけあった私と彼は、誰よりも理解しあえたはずだった。けれど今はこの想いすらも届かない―。永遠に忘れられない恋を女性の視点から綴る、赤の物語。

みんなの評価

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レビュー

すばるば
すばるば
2012年9月読了
一度離れるともう人生は交えないの?
お互いに別の人生を歩んでるから?
今更それを壊せないし、それが優しさなのか?て思っちゃう…
けど、自分がその立場ならやっぱ何もできないのかも。でも、こんなの胸が寂し過ぎる。今好きな人を大切にしなきゃって思った
にとり
にとり
2014年1月読了
何年越しに読んだだろう。あんなにつまらなかったのに、今はすごく響いて一気に読んでしまった。どんな恋も一人の持分は二分の一である
マーヴのシーンがすきでした
あおいは女性らしい女性で、あまり好きではないけど 共感はしてしまう
Yuricharmy
Yuricharmy
2014年2月読了
青の方が描写は繊細で綺麗だけど、赤の方が全体的に内容が明るいというか、あおいの周りにはあおいを心配する優しい人たちがいて、さらにミラノの陽気な雰囲気が描かれていてよかった。また、順正の中のあおいとは対照的に、あおいの中の順正はとても明るくて、元気で、あおいを誰よりも愛していて、ていうのが伝わってきてよかった。

読書ステータス

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