トップガン (角川文庫)

映画特有の軽やかさを感じる文でしたね。
恋の場面もあるけれども、
翻訳作品にありがちな展開もさらりと。
こういうのは一番読みやすいんですよね。

マベリックはまさに一匹狼。
父親の死とその真相がいわゆる｢機密情報に触れる｣ことで
決して真相を知ることはできませんでした。

そんな彼が、トップガンというエリートに選ばれることになります。
まあその先はクッサクサですけどね。
でもこういう群れない、自分に芯を
しっかり備えている男に女は弱いんですよね。

途中で相棒であるグースを事故でなくしたことで
マベリックの心に混乱と
責任が生じることになります。
だけれども、エリートに心の揺らぎは許されないのです。
そう、たといそうでも、戦場に赴かねば…

最後は、本来の彼を取り戻してくれましたね。
まあ、できすぎの映画とか言ったら
面白くないから言っちゃだめよ!!