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少女地獄 (角川文庫)

少女地獄 (角川文庫)

夢野 久作

3.8
27人が登録
2件のレビュー

この本について

可憐なる美少女”姫草ユリ子”は、すべての患者、いな接触するすべての人間に好意を抱かせる、天才的な看護婦だった。その秘密は、彼女の病的な虚言癖にあった。一つのウソを支えるために、もう一つの新しいウソをつく。無限に増幅されたウソの果ては、もう、虚構世界を完成させるための自殺しかない。そして、その遺言状もまた……。〈夢幻〉の世界を華やかに再現する夢野久作。書簡体形式で書いた表題作ほか、男女の宿命的断層を妖麗に描いた「女坑主」「童貞」を収める傑作集。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved

みんなの評価

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レビュー

しもだ
しもだ
2012年12月読了
青空文庫にて12/2に読了。
みこ
みこ
2013年3月読了
なんで人の心の中にあるちょっとした弱さをこんなおどろおどろしく書けるんだろう。どんだけ表現力高いの夢野久作さん。少女地獄は全部圧巻。なぜこうも全力で生きるほど死の一面が近くなるのか。けど、ぞっとするけど嫌じゃないのが夢野作品。どこまでも夢野久作ワールドに浸かっていたい。。。

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