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小説 君の名は。 (角川文庫)

小説 君の名は。 (角川文庫)

新海 誠

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レビュー

yuchan
yuchan
2016年9月読了
山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。一方では、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。やがて二人は夢の中で入れ替わっていることに気づく。お互いの生活を守るためのルールを決め、そのやり取りが楽しかった。糸を繋げることもムスビ、人を繋げることもムスビ、捻れて絡まって、時には戻り、またつながってそれがムスビ、時間。出会うことができない魂を、だれかひとりだけを探している。せつなくて胸がぎゅっとしめつけられた。台本なので小説としてはちょっと物足りないが、映像が光がすばらしかった映画の感動をもう一度味わうことができる。

読書ステータス

読了 9人