
この本について
財政破綻にあえぐ極北市。赤字五ツ星の極北市民病院に赴任した非常勤外科医・今中は、あからさまに対立する院長と事務長、意欲のない病院職員、不衛生な病床にずさんなカルテ管理など、問題山積・曲者揃いの医療現場に愕然とする。そんななか謎の派遣女医・姫宮がやってきて―。
みんなの評価
3.3
5
4
3
2
1
レビュー
「イノセント・ゲリラの祝祭」や「ジーン・ワルツ」で触れられていた極北市に於ける三枝久広の事件の全容がいよいよ!!
…と思いきや、少なくともこの薄い上巻では事件について多くは語られない上に三枝久広の出番もほとんど無い。。。
その分、"氷姫"こと姫宮が大活躍!
本人の登場回数は少なくとも十分に存在感のあるキャラクターは健在だし、白鳥を引き合いに出したり過去の診療方法を真似たりと、桜宮サーガとしては楽しめる要素満載。ただ、「螺鈿迷宮」の頃から考えるとこんなにもテキパキした診療するようなキャラだったっけ??
しかも活躍したと思ったら、もうドロップアウトとは。。。この後はもう登場機会無し??
ま、とにかく事件の本筋も含めて諸々の期待感は下巻へ持ち越そう!
…しかし、出版社が違うにも関わらずこのシリーズ(?)に上下巻の構成が多いのは何故??
作者の意図?商売上での事情??
ボリュームを考えたら十分に一冊に収まると思うのだが。。。
…と思いきや、少なくともこの薄い上巻では事件について多くは語られない上に三枝久広の出番もほとんど無い。。。
その分、"氷姫"こと姫宮が大活躍!
本人の登場回数は少なくとも十分に存在感のあるキャラクターは健在だし、白鳥を引き合いに出したり過去の診療方法を真似たりと、桜宮サーガとしては楽しめる要素満載。ただ、「螺鈿迷宮」の頃から考えるとこんなにもテキパキした診療するようなキャラだったっけ??
しかも活躍したと思ったら、もうドロップアウトとは。。。この後はもう登場機会無し??
ま、とにかく事件の本筋も含めて諸々の期待感は下巻へ持ち越そう!
…しかし、出版社が違うにも関わらずこのシリーズ(?)に上下巻の構成が多いのは何故??
作者の意図?商売上での事情??
ボリュームを考えたら十分に一冊に収まると思うのだが。。。
この本を読んでいる人(9人)
読書ステータス
読了
9人