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ヤモリ、カエル、シジミチョウ

ヤモリ、カエル、シジミチョウ

江國 香織

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1件のレビュー

この本について

虫と話をする幼稚園児の拓人、そんな弟を懸命に庇護しようとする姉、ためらいなく恋人との時間を優先させる父、その帰りを思い煩いながら待ちつづける母―。危ういバランスにある家族にいて、拓人が両親と姉のほかにちかしさを覚えるのは、ヤモリやカエルといった小さな生き物たち。彼らは言葉を発さなくとも、拓人と意思の疎通ができる世界の住人だ。近隣の自然とふれあいながら、ゆるやかに成長する拓人。一方で、家族をはじめ、近くに住まう大人たちの生活は刻々と変化していく。静かな、しかし決して穏やかではいられない日常を精緻な文章で描きながら、小さな子どもが世界を感受する一瞬を、ふかい企みによって鮮やかに捉えた野心的長篇小説。

みんなの評価

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レビュー

rina
rina
2015年4月読了
すらすらと読みやすかった。空中ブランコに似たような雰囲気があった。
一冊に拓人がいた日常の切り抜きを周りの人を含めた時間軸で収めてあった。奈緒のことも解決など書いてないけれど、成人したというところで、拓人と育実も変わりないまま育ったのかなと思う。

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