Jugaad Innovation: Think Frugal, Be Flexible, Generate Breakthrough Growth
1人が登録
1件のレビュー
この本について
"Jugaad Innovation is the most comprehensive book yet to appear on the subject [of frugal innovation]." —The Economist A frugal and flexible approach to innovation for the 21st century Innovation is a key directive at companies worldwide. But in these tough times, we can't rely on the old formula that has sustained innovation efforts for decades—expensive R&D projects and highly-structured innovation processes. Jugaad Innovation argues the West must look to places like India, Brazil, and China for a new approach to frugal and flexible innovation. The authors show how in these emerging markets, jugaad (a Hindi word meaning an improvised solution born from ingenuity and cleverness) is leading to dramatic growth and how Western companies can adopt jugaad innovation to succeed in our hypercompetitive world. Outlines the six principles of jugaad innovation: Seek opportunity in adversity, do more with less, think and act flexibly, keep it simple, include the margin, and follow your heart Features twenty case studies on large corporations from around the world—Google, Facebook, 3M, Apple, Best Buy, GE, IBM, Nokia, Procter & Gamble, PepsiCo, Tata Group, and more—that are actively practicing jugaad innovation The authors blog regularly at Harvard Business Review; their work has been profiled in BusinessWeek, MIT Sloan Management Review, The Financial Times, The Economist, and more Filled with previously untold and engaging stories of resourceful jugaad innovators and entrepreneurs in emerging markets and the United States This groundbreaking book shows leaders everywhere why the time is right for jugaad to emerge as a powerful business tool in the West—and how to bring jugaad practices to their organizations.
みんなの評価
4
5
4
3
2
1
レビュー
インドに来てから知ったキーワード「Jugaad(ジュガード)」。
リソースの足りない環境の中で、智恵と工夫で問題を解決することを指しています。間に合わせの対策とも言われたりするのですが、物資もお金も潤沢な日本がこれだけ行き詰まっている状況を考えると参考にすべきだと読み終えて改めて感じました。
計画よりも即興、失敗を恐れて何もしないよりも早めに失敗を繰り返す、合議制よりも直感に従う、大規模研究所よりも顧客に接して課題を見つけ出す、等々目から鱗なことばかり。
そして、Jugaadの六つのポイント
1.逆境の中で機会を見出す
2.少ないものでより多くの効果を
3.柔軟に考え行動する
4.シンプルに
5.末端(margin)を含める
6.心のおもむくままに
上記のポイントごとに実例を含めて説明をしています。
以下はメモ。
・Mitticoolの冷蔵庫。電気いらず。陶器製で水が蒸発するときの気化熱でもって中身を冷やす。大ヒット。
・西洋型のCEOは問題が発生するとそれを無効化しようとする。そこから機会を見出そうとしない。
・西洋型CEOは「より機能を多く病」に取り付かれている。
・新たな視座を得るためには居心地の良い場所(社内の研究所等)から出ないといけない。
・Fail cheap, fail fast, fail often
・「灯りがない」と言う問題に対してペットボトルと水と言うシンプルなソリューションを提供したSLB(Solar Bottle Bulb)
・既存の複雑なソリューションから削ぎ落とすのではなく、一からシンプルなものを組み立てる。
・解決策をシンプルにすることと、問題を単純に捉えることとは違う。
・スマートフォンなどがなくても、SMSで意味のあるソリューションが提供されている。HIVの診断アラートや農家向け天気予報など。
・既存の構造化されたR&DアプローチとJugaadは相反するものではなく共に補完し合うべきもの。
非常に勉強になりました。実践してみよう。
リソースの足りない環境の中で、智恵と工夫で問題を解決することを指しています。間に合わせの対策とも言われたりするのですが、物資もお金も潤沢な日本がこれだけ行き詰まっている状況を考えると参考にすべきだと読み終えて改めて感じました。
計画よりも即興、失敗を恐れて何もしないよりも早めに失敗を繰り返す、合議制よりも直感に従う、大規模研究所よりも顧客に接して課題を見つけ出す、等々目から鱗なことばかり。
そして、Jugaadの六つのポイント
1.逆境の中で機会を見出す
2.少ないものでより多くの効果を
3.柔軟に考え行動する
4.シンプルに
5.末端(margin)を含める
6.心のおもむくままに
上記のポイントごとに実例を含めて説明をしています。
以下はメモ。
・Mitticoolの冷蔵庫。電気いらず。陶器製で水が蒸発するときの気化熱でもって中身を冷やす。大ヒット。
・西洋型のCEOは問題が発生するとそれを無効化しようとする。そこから機会を見出そうとしない。
・西洋型CEOは「より機能を多く病」に取り付かれている。
・新たな視座を得るためには居心地の良い場所(社内の研究所等)から出ないといけない。
・Fail cheap, fail fast, fail often
・「灯りがない」と言う問題に対してペットボトルと水と言うシンプルなソリューションを提供したSLB(Solar Bottle Bulb)
・既存の複雑なソリューションから削ぎ落とすのではなく、一からシンプルなものを組み立てる。
・解決策をシンプルにすることと、問題を単純に捉えることとは違う。
・スマートフォンなどがなくても、SMSで意味のあるソリューションが提供されている。HIVの診断アラートや農家向け天気予報など。
・既存の構造化されたR&DアプローチとJugaadは相反するものではなく共に補完し合うべきもの。
非常に勉強になりました。実践してみよう。
この本を読んでいる人(1人)
読書ステータス
読了
1人