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肩ごしの恋人

肩ごしの恋人

唯川恵

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レビュー

yuchan
yuchan
2019年3月読了
冒頭は幼なじみるり子の三回目の結婚式によばれた萌のくさくさした様子からはじまる。式後、会ったばかりの人と関係をもってしまうのだが、女の視点からの描写のせいか、からっとしていてちっともいやみじゃない。女を武器にして自分のことしか考えない、我慢できないるり子に最初はむかつき、萌はなんでこんな女と親友でいるのだろうと思っていたのだが、ひとりの男も呼び出すことができなく酔いつぶれるるり子に哀愁を感じ、萌のことを全面的に信頼していてピュアで前向きなるり子に最後はかなり好感をもってしまった。「夜はいつだって、朝を連れてくる約束を必ず果たす。」今さら読んで前向きになった。

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